補中益気湯は元気がない気虚の人におすすめ
補中益気湯は元気を補う効果が高いとされる漢方薬です。補うという字がついていますが、漢方では生体は気と血と水の3つの要素が体内を循環することで維持されると考えられています。元気が虚無状態となっていることを気虚と言いますが、この気虚の状態の人には補中益気湯が良く用いられます。消化機能が衰えていて胃弱体質の人や倦怠感が強い虚弱体質の人、夏やせや病後で体力が衰えている人、食欲不振や胃下垂などの際にもよく使われています。漢方薬には副作用が無いと思っている人が多いようですが、漢方薬にも副作用はあります。
甘草に含まれているグリチルリチンが溜まってしまう体質の人は、偽アルドステロン症がおこるリスクが高くなります。血圧が上がってむくみが出たり、血液中のカリウムが低下したりします。補中益気湯や葛根湯や芍薬甘草湯には甘草が含まれているので、このような漢方薬を飲んで血圧が上がり、むくみが出てきたときは、すぐに服用を中止して医師に連絡してください。もしも、偽アルドステロン症だとしても甘草が入っていない他の漢方薬に変更すれば大丈夫なので、その点は心配しなくても大丈夫です。